あくまで一部に過ぎませんが、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県のいくつかの都市情報の説明文章を補充しました。

たとえば、奈良県葛城市は近頃更新しています。

この補充計画は、少しずつ進行中。北から順にいくつかの都市に対して実行してきて、ようやく岡山県まで来たといったところでしょうか。（本当に僅かずつの進行具合なので、毎回改訂履歴には書いていません）

いずれにせよ1800の自治体すべてを充実させるのはまだまだ先になるのは間違いないでしょう。更に言えば、一度書いたからといっても情報量は僅かに過ぎませんので、満足いく出来映えを目指すとなると、まだまだ精進が必要になりそうです。今後も少しずつ埋めていく予定。

財政力指数や経常収支比率などの財政関連データの2007年・2008年・2009年に対応した財政専門サイト「全国の都市の財政」と連携させました。

これでpatmap都市情報のデータを更新した場合でも古いデータの参照が便利になります。


例を挙げておくと、名古屋市の場合は財政力指数は改善傾向にあります。これは全国の他の県庁所在地でも似た傾向の模様。もともと財政力指数とは過去3年の平均値なわけなので、
2007年：2005年～2007年の平均
2008年：2006年～2008年の平均
2009年：2007年～2009年の平均
となります。したがって、2005年の財政（実質前年2004が不景気だったということ）があまりよくなかったということなのでしょう。不景気の影響という意味では、来年のデータも気になるところです。

また名古屋の場合でいえば、人件費関連でいえば、経常収支比率が元々悲惨なものですが、一番悪いには2009年となっており、またラスパイレス指数も同様の傾向になっています。つまりとてもじゃないが財政が健全傾向とは思えない。
今度の市長選などに注目が集まるのも致し方がないのかもしれません。

現在、更新整理中ですが、都市の合併基準を2011年1月1日にベースアップしました。

地図の方の更新は作業中のため、後回しになりますが、
たとえば周辺と合併した新しい栃木市の場合はこのようになりました。

2010年のうちに、みよし市や姶良市など新しい自治体も誕生しています。

製造業の変遷グラフを載せる専門サイトとの連携を図っています。
既に都道府県版については連携済ですが、市町村ページはまだ準備段階です。ただ近々連携するのは間違いありません。

製造専門サイト、たとえば北海道だとこのようなページとなります。全国都道府県の製造品出荷額等。
くわえて、総合指標の従業員数や事業所数などもあります。ただし現在対応しているデータは２００６年と２００８年の２つのみ。経済産業省から２００９年確定データが公表されれば、しかし驚くこと間違いなしです。

２００９年はリーマンショックの直撃を受けた年で製造業が極めてダメージを受けました。その影響が数字として出されると、あらためてその落差に驚くことと思います。

以前に修正していた内容ですが、基本情報ページに載せていた鉄道駅一覧を交通のページへ移動させ、変わりに基本情報のページらしく、主要な指標の一覧を表示させるようにしました。

人口、商業販売額、製造業の総合出荷額、財政力指数など主要な指標のみであれば基本情報ページを見るだけで把握出来るようになったかと思います。