財政力指数や経常収支比率などの財政関連データの2007年・2008年・2009年に対応した財政専門サイト「全国の都市の財政」と連携させました。
これでpatmap都市情報のデータを更新した場合でも古いデータの参照が便利になります。
例を挙げておくと、
名古屋市の場合は財政力指数は改善傾向にあります。これは全国の他の県庁所在地でも似た傾向の模様。もともと財政力指数とは過去3年の平均値なわけなので、
2007年:2005年~2007年の平均
2008年:2006年~2008年の平均
2009年:2007年~2009年の平均
となります。したがって、2005年の財政(実質前年2004が不景気だったということ)があまりよくなかったということなのでしょう。不景気の影響という意味では、来年のデータも気になるところです。
また名古屋の場合でいえば、人件費関連でいえば、経常収支比率が元々悲惨なものですが、一番悪いには2009年となっており、またラスパイレス指数も同様の傾向になっています。つまりとてもじゃないが財政が健全傾向とは思えない。
今度の市長選などに注目が集まるのも致し方がないのかもしれません。
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